2007/10/27 中央日報
ヒル次官補「北核無能力化、来年まで延長」
6カ国協議で今年の末までに完了することで合意していた北朝鮮の核施設無能力化が、期限を超えて来年まで延長されると6カ国協議米国側首席代表であるクリストファー・ヒル国務省東アジア太平洋次官補が25日、明らかにした。
しかしヒル次官補は「北朝鮮は今後2週間以内に核プログラムに対する申告を始めるとみられ、偽造ドル問題などを扱う朝米間金融実務会議も数週間以内に開かれる」と付け加えた。
ヒル次官補はこの日、米下院アジア・太平洋・地球環境小委とテロ非拡散通常小委が共同主催した6カ国協議聴聞会で、事前に配布した原稿を通じ「会談参加国が無能力化の対象を“既存のすべての核施設”に拡大することで合意することにより、無能力化の過程が年末を超えるだろう」と明らかにした。
(中略)
◆ヒル次官補に対する攻撃=この日、参加議員たちは「北朝鮮がシリアに核拡散をしたという疑惑を解明せよ」と相次いで要求した。ヒル次官補は「秘密事案として分類されている」として返事を避けた。するとデン・バートン議員(共和)は「米行政府は我々に北朝鮮支援資金1億600万ドルを承認してほしいと要求し、テロ支援国削除を要請し、北朝鮮の核拡散疑惑は隠すのか」とし「あなたは状況を明らかにする義務がある」と猛攻した。
ヒル次官補は「来月で外交官経歴30年を迎えるが、こんなに大変な交渉は初めてだ」とし、議会の理解を求めた。
これに先立ち24日、ライス国務長官も下院外交委聴聞会でこうした問題を集中的に追及されたが「ノーコメント」で一貫した。
一方、トーマス・シファー駐日米国大使は今週、ブッシュ米大統領にファクスを送り「北朝鮮のテロ支援国名簿削除が急速に進行中だといううわさが日本に出回っている」とし「これは日米関係を害することになる」と抗議したとワシントンポストが25日、報道した。
シファー大使は「国務省高位役人らが北朝鮮と交渉する間に駐韓米国大使館は暗黒の中に捨てられていた」と日本人拉致問題と北核交渉連携を避けるような国務部路線に不満を吐露したと新聞は付け加えた。
http://japanese.joins.com/article/article.php?aid=92351&servcode=500§code=500
ヒルも北朝鮮が普通の国で朝鮮人が普通の人間だと誤解していたのかな?確か奥さんは韓国人のはずだが、どうやったらそんな誤解ができるんだ?朝鮮人の約束があてになるとでも思っていたのだろうか?
北朝鮮を相手の交渉などザルで水を汲むようなものだということが理解できてきたかな?誰を交渉相手にしているのか知らないが、どんな合意に達しても金豚の気まぐれですべてはご破算になるしね。
昔読んだオナシスの伝記を思い出したな。オナシスの交渉術も北朝鮮によく似ていた。本論に関係のない話題そらしを延々と行い、交渉相手を疲れさせる。何度合意に達しても次の日は新たな問題点を指摘し、ひっくり返す。交渉相手はだいたいサラリーマンだから交渉締結の責任を負わされている。その足元を見透かしてさんざん振り回した末に自分に有利な条件だけを引き出す。
単に独裁者は皆似てくるのかどうか分からないが。そういえばオナシスの体型も金豚そっくりだったな。
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