【外信コラム】北京春秋 反日ドラマ＞韓国にそっくりだな

2008/4/28　iza産経ニュース
【外信コラム】北京春秋　反日ドラマ

４０００年にも及ぶ中国の歴史の中に、面白い話題はいくらでも転がっている。しかし、なぜか中国のテレビ局は、約７０年前のほんの数年間だけの日中戦争を題材としたドラマばかりを作っている。昨年５月に北京に赴任して以来、「野蛮な日本兵」が中国人を虐殺するシーンを毎日のようにテレビで見せられる。

　「亮剣」という人気ドラマがある。包囲されて城に立てこもる日本軍が、八路軍の指揮官の新妻を楼上に縛り付けて撤退を要求し、指揮官は涙ながらに部下に城への砲撃を命じた－。多くの人が涙した名場面だ。

　しかし、日中戦争をほとんどゲリラ戦で戦い抜いた共産党軍が、派手な城攻めを日本軍相手に展開した史実は見あたらない。それはさておき、「武士道とは死ぬことと見つけたり」との価値観を尊ぶ日本軍の将校が、このような形で命ごいをするだろうか。

　司馬遷著の「史記」の中に、劉邦軍と対峙（たいじ）した項羽が、捕虜となった劉邦の父親を引っ張り出して「煮殺されたくなければ降伏しろ」と迫った場面がある。ドラマの作者は、この歴史からヒントを得て創作したのかもしれないが、「日本人は卑怯者」と決めつけている。

　「愛国主義教育」の一環と称しデタラメな歴史ドラマばかりを作る人たちに、「歴史を正しく認識せよ」と言ってみたくなった。

引用ここまで



　歴史を勝手に創作するのは共産主義国家の特徴ですね。それどころか民族まで勝手に創作します。
　統一前の東ドイツでは革命を経験した東と革命以前での西では民族が違うのだ、とかいう理論が唱えられたこともありました。

　そんな東ドイツでも自ら話している言語を西と区別して東ドイツ語とは言わなかったような気がします。いや、気のせいかもしれないんだけど（笑）。

　この記事の八路軍と日本の戦いなど完全な創作ですね。シナ共産党は日本撤退後の国共内戦を見据えてなるべく日本軍とは戦わないようにしていたのですから。

　そういえば共産国でもないのにこういう創作、というか捏造を国家ぐるみでやっている国がありましたね。
　まあ韓国なんですが（笑）。

　さすがに北とは民族が違う、とは言いませんが自らの言語を韓国語と称し、居住地は韓半島と称しています。
　日本と歴史認識のすりあわせをしたがる前にまず北と歴史認識を一致させようね。北では韓国の抗日戦なんぞ認めていませんから。

　中国が捏造教育をやるのは仕方ないでしょう。それをやり続けていかない限り、中国共産党は正当性を持ち得ないのですから。
　南京大虐殺の犠牲者は今では当時の南京市民の総数を遥かに超えています。しかし、中国が文革で殺した自国民の数はその比ではありませんし、大躍進当時の餓死者も桁が二つは違います。
　何しろ統計で人口の純減が確認されたくらいですから。あの政策を続けていれば中国は人口圧には悩まされなかったのにね（笑）。

　しかし相手は共産主義国家ですから、言ってみれば洗脳教育により国民全員が脳内お花畑状態のようなものです。今回の聖火リレーで世界が認識したと思いますが。

　だけど自由主義国家で極めて中国風の国家もあるんですよね。言うまでも無く韓国ですね。
　テレビドラマを利用した捏造歴史教育といい、国定教科書により国民に一定の歴史教育を押し付けるところといい。

　朱子学は共産主義と相性がいいんでしょうね。
　フランスの官僚主義も共産主義と相性がいいらしく、フランス共産党はイタリアと並び自由主義陣営の大物でしたし、アンドレ・ジイドが「ソビエト旅行記」を書いたにも関わらず、戦後はサルトルがもてはやされましたからね。

　馬鹿につける薬はない、というのは永遠の真理ですね。




　三人で何を探しているんだ？