「非文解率1.7%」の韓国＞またですか

2008/12/24　朝鮮日報

「非文解率1.7%」の韓国

 

 

　1929年7月、本紙は「知ることこそ力、学んでこそ生きていける」というスローガンを掲げ、「帰郷男女学生文字普及運動」を展開した。夏休みや冬休みを迎え、学校のある都会から出身地に帰省する学生らに対し、故郷の人々にハングルを教え伝えていくよう促すキャンペーンだった。同年から1932年までに3109人、34年には5078人の学生が参加した。この運動に先立ち、本紙は「文字普及班ハングル原本」という教材を数百万部作成し、学生たちに手渡した。東亜日報も31年、「ブナロード（ロシア語で“民衆の中へ”の意）運動」という識字運動を行った。

 

 

　当時、朝鮮の人々の90%がハングルを読めなかった。45年の光復（日本の植民地支配からの解放）時も非識字率は77.8%だった。選挙では、候補者の記号をハングルや数字ではなく棒の数で書き表し、区別しなければならないほどだった。それが、54年から58年まで、政府が大々的な「全国識字運動」を展開し、小学校教育が義務化されたことで、非識字率は66年に8.9%、70年には7%へと激減した。

 

 

　国立国語院が今年9月から11月までに実施した成人基礎文解力（文解力＝文を理解できる能力。リテラシー。以前は識字と概念が重なっていた）の調査で、1.7%の人が文章の読み書きができない非文解者であることが分かった。なお、「文盲」という言葉が否定的で不快な印象を与えることから、現在は「非文解」と呼ばれている。この調査では、新聞記事・公共広告・テレビ番組表などについて四つの選択肢から正解を選ぶ形式の問題を25問解く。非文解者の割合は70代で20.2%、60代で4.6%、50代で0.7%だったが、40代以下ではほとんどいなかった。

 

 

　国連開発計画（UNDP）の調査によると、非文解率は先進国で1.4%、中進国で9.9%、発展途上国で39.2%だった。韓国はほぼ、先進国のレベルに達していることになる。だが、今回の調査で、一つ一つの文字や単語は読めるが、文章理解力がほとんどない「半文解者」の割合は5.3%もあった。文解者でも、長く難しい文章を理解し、直接文章で書かれていない内容でも推測できる人は35.1%にしかならない。まだ、理解度は不十分だということだ。

 

 

　非文解率が低い国が必ずしも先進国というわけではない。米国は英語の非文解率が5%、半文解率が8%だが、世界で最強の国だ。非文解率が0.2%のキューバのほうが、5.6%のシンガポールよりも先進国だと考える人はいない。ある国が発展途上国から脱するには、非文解率を下げなければならないが、先進国になるには、国民の知的レベルを上げなければならない。既に韓国は非文解率よりもノーベル賞受賞に神経を使うべき段階に入っているのだ。

 

引用ここまで

 

 

　昨日のエントリの続きです。

 

　冬至も過ぎまして、もうしばらくすると春の七草の時期になりますが、というか雪国では遠い先ですが（笑）、朝鮮では「七奪」という言葉がありましたね。

 

　春の七草は、せり・なずな・ごぎょう・はこべ・すずしろ・ほとけのざ・すずなですが七奪とは国王，国土，耕地，国語，名前，国民，生命の七つだそうです。

　つまり

 

 

国王（廃位）
国土（日韓併合）
耕地（土地調査事業）
国語（韓国語教育の廃止，日本語強制）
名前（創氏改名）
国民（男性の労務動員－いわゆる「強制連行」，女性の慰安婦－いわゆる「従軍慰安婦」）
生命（虐殺，徴兵/戦死）

 

　こんな意味でしょうかね。七つとも先人によって完全に論破されていますし、今回の記事の文字についてもそうですね。

　記事ではあからさまに書いていませんが、＞45年の光復（日本の植民地支配からの解放）時も非識字率は77.8%だった

  

　と書くところを見ると日帝はハングルを奪ったニダ！と言いたいようです。しかし、この数字はどこから引っ張ってきたんだ？疑わしいんだが。

 

　しかし、先人が何度も書いているように世宗が制定して以来、庶民の慰み物にすぎなかったハングルに公文の地位を与え、漢字ハングル混じりの文章を考案し教育したのは総督府です。ハングルで書かれた慰安婦募集のポスターもありましたね。

　朝鮮日報が創刊される以前から総督府は朝鮮語の新聞を発行していたのです（笑）。文句があるなら正直な東亜日報に言ってくださいね。

 

　総督府は日本人の税金をつぎ込んで沢山の学校を建てました。江原道の片田舎にある横城小学校は創立90年近くになりますが、校歌にはずっと日本の旧制一高の寮歌に朝鮮語の歌詞をつけたものを歌っていました。

　パクリというのは可哀そうでしょう。軍歌もメーデー歌もこの寮歌のメロディを借りているのですから。

 

 

　 

 

　ちょっと脱線しましたが、ことほど左様に朝鮮の学校教育は日本風に行われており、熱心な教員が生徒を迎えに行くことも、親を説得して学校に通わせることもあったようです。

　朴大統領は軍人になる前に小学校の教員をしてましたが熱心な教師のようでしたし、 生徒にも慕われていたようです。

 

　もちろん日本人の教師も朝鮮語を奪った、などというようなものではなく教師も警官もある程度朝鮮語が出来なければ務まらなかったようですね。

　生徒からも慕われた教員もいたようですし（もちろん憎まれた者も）、金大中大統領などは日本訪問時に恩師と会い、「先生、豊田です」と呼びかけました。

 

　別に日本の朝鮮支配は素晴らしかったなどというつもりはありません。外国を支配したわけですから当然力による弾圧があって当たり前です。

　しかし、日帝が何をやり、何をやらなかったかは正確に認識する必要があります。

 

　客観的な数字でいえば併合期間中に人口は2倍になり、経済成長率は日本を上回っていたのですから。

　惨めな歴史であっても直視する勇気をもたなければ、というのは確か韓国の歴史教科書の前文です。そして惨めな現実はなおさら直視する必要があります。

 

　非文解率1.7％という数字は進歩派のハンギョレも否定しています。韓国は＞非文解率よりもノーベル賞受賞に神経を使うべき段階に入っているのだ

　と考えるのは少し楽天的すぎると思いますよ。

 

　ノーベル賞以外にも神経を使うべきところは沢山ありますから。

 

 

 

 

　アタチ眠いんだからアップにしないで・・・・