北 日本車運行禁止令予想外に強硬。自爆か?
- 2007/07/26
- 20:18
7月26日 Daily NK
北
北朝鮮政府が貨物車や乗用車などの日本産の車を、2009年までに全て没収するようにという指示を出している。これは2003年以前に生産された旧型自動車だけが該当していたが、政府の執行の意志は予想外に強硬であると伝えられた。
2004年以後に生産された車は、日本の朝鮮総連を通じて運転席を右側に変える事業も同時に行われていると、内部消息筋が25日知らせてきた。
また、日本産の自動車の平壌への出入りが許可された車(政権機関または企業所の車など)を除き、出入りを禁止して、一部のソビチャ(貨物運送車)が困っているという。
こうした指示は金正日の誕生日である2月16日を前後に、中央党の書記局名義で、運輸総局運輸科に指針文が下逹されたと伝えられた。検閲は平壌の場合、市安全部の社会交通署が担当して、地方は道安全部の社会交通署が担当している。
このような政府の指示の背景について、この間、韓国では日朝関係悪化説や、金正日がクムス山記念宮殿で、金日成の遺体を参拜して出てきた時に、故障した日本車が前を塞いだため、ただちに日本車禁止令を下したという噂など、様々な憶測が流れていた。
これと関連し、平壌市の某保安署の交通指揮隊のある幹部は、“南側(ピョンファ自動車)から入ってきて生産している‘フィパラム(口笛)’や‘アリラン’車を国家で統制、販売し、国家の財政収入をふやそうと考えている。また、自動車を違法に取り引きして大金を儲ける人が現れ、これを取り締まるという意志”と語ったと消息筋は伝えた。
統一教グループ傘下のピョンファ自動車が北朝鮮と合作方式で南浦に製品の現地組み立て生産(CKD)の工場を建設し、2002年から自動車やミニバスなどを供給してきている。
北朝鮮政府の日本産の車の運行禁止の指示が、当初予想していたよりも強硬に執行されると、違法に車を所有していた外貨稼ぎ事業所や地方企業所、個人から不満が出ていると伝えられた。
日本産の車の禁止期間を1年2ヶ月後に控えて、車を捨て値で売る人もいるという。車を買うために、お金を借りた人たちは、借金の督促までされていると消息筋は伝えた。
先生!没収した車はどうするのでしょう?ロシアが借金のカタに持っていく?そんな、お代官様、非道すぎますう。
坊主憎けりゃ袈裟まで憎いなのか、新手の財源を見つけただけなのか(笑)。何でもありだな。
金正日は日本製品が好きだそうだから日本製を禁止したりすると自分が困るんじゃないの?いやお菓子や果物は隠れて食べるからいいのか(笑)。日本車を禁止して何に乗るつもりなんだ?猫車復活か?韓国車も日本の部品だらけだから禁止するのを忘れないようにね(笑)。
それにしてもこういう政策をマジでやろうとするのはよほど日本の制裁が効いているのかな?やたら安部政権を非難しているしな。北朝鮮から嫌われるということは政治家として正しい、ということでしょう。選挙は不利なようだがヘタレるなよ。