【萬物相】ビザなし入国>朝鮮日報
- 2007/07/28
- 21:30
7月28日 朝鮮日報
【萬物相】ビザなし入国
先日、ある大学生がキャンペーンの抽選に当たり、2週間の米国旅行をプレゼントされた。祖母との二人暮らしで、経済的にも苦しかったこの大学生にとって、夢のような話だった。ところが、大学生が米国ビザの発給を拒否されたため、せっかくの航空券は紙切れとなってしまった。駐韓米国大使館の領事が「韓国での家族状況や社会的・経済的な基盤がしっかりしておらず、米国に入国した後、帰国するかどうかが不確実」と判断したのだ。
米国ビザの発給を受けるためには、面接審査を申請し、必要書類を準備した上で、大使館の前に並んで何時間も待たなくてはならない。「金のない者にビザは出ない」、「定職のない未婚女性は申請するだけ無駄」といった話を耳にすることも少なくない。こうした条件に当てはまる人たちは、「不法滞在者となる可能性が高い」と判断されてしまうということだ。米国大使館から下される申請却下の理由には2種類がある。緑色の書類の場合、「書類の不備」が原因だ。オレンジ色の書類なら、領事が「米国に居座る可能性が高い」と判断したことを示す。
米国ビザの面接審査は、米国に行く前に避けては通れない厄介で不快な経験として話題に上ることが多い。トイレもない道ばたで行列を作って待たされるのも大変だが、担当者らの対応も親切とは言い難い。手数料を100ドル(約1万2000円)も払っているのに、なんとか米国に入れて欲しいと泣きつくことを要求されているような、奇妙な感覚を覚える。違法な代行業者が横行したこともあった。またビザの発給を拒否された人々に対し、再申請する際のアドバイスを行う専門業者もある。しかし実際にはビザの発給率は95%を超えている。ほとんどの人が特に問題もなくビザを手にし、米国を訪問している。
米国議会が一昨日、ビザ免除プログラム(VWP)を拡大する法案に合意した。それによると、従来ビザ申請の却下率が3%以内の国に限っていたVWPの対象を、10%以内にまで拡大するという。韓国は現在3.5%程度であるため、この法が成立すれば、チェコやエストニアなどとともにビザ免除の対象国となる見込みだ。そうなれば来年の7月からは、滞在期間が90日以下の場合、ビザがなくても米国を訪問できるようになる。
つい先日も同じような記事があったと思ったんだが。何度も同じ記事を載せるなんてよっぽど嬉しかったんだね。日本人には理解できませんが。
日本も戦後の貧しい時代はあったけど、アメリカに売春に行こうという発想はなかったからね。昭和のどのあたりまで続いたのかな?南米への移民なんて今となっては夢のようだけど。
もちろん韓国人だって南米に移民に行く人もいたでしょう。しかし合法、違法で数百万人がアメリカに住んでいるというのは凄まじい。初期の移民を除けば日本人でアメリカに永住しているのは大学教授とかビジネスマンとかの専門職がほとんどでしょう。
韓国人の場合はクリーニング屋とか雑貨屋とか、割合に社会の底辺に位置する人たちが移住してますよね。(売春婦、と言うつもりはないが)
今の日本では食えなくて移民する人や国の将来に希望が持てなくて移民する人はいないと思うけど、韓国の移民ってそれが大半の理由じゃないの?
大変ですねえ。今後のアメリカは。