うそをついてでも国家功労者になろうという風潮＞韓国だぞ

2010/1/26　朝鮮日報 

うそをついてでも国家功労者になろうという風潮

 

 

　「国家功労者」として登録された元公務員5113人のうち3074人に対し、監査院が実態調査を行った結果、32.3%に当たる993人が、虚偽の申告や報勲処のずさんな審査によって登録され、国家からさまざまなメリットを享受していたことが明らかになった。

 

　慶尚北道庁のある6級職員（日本の主査に相当）は、部署の会食を終えた後、2次会へ行って酒を飲み、泥酔状態で転倒し負傷した。だが、会食後に残業するため庁舎へ戻り、そこで転倒して負傷したように見せかけ、国家功労者として療養費497万ウォン（約39万円）を受け取るとともに、退職後の2008年3月からは毎月、障害年金63万ウォン（約5万円）や子どもの教育費800万ウォン（約63万円）などを受け取っていた。京畿道南楊州市のある7級職員（地方公務員中級職に相当）は、山火事を監視する業務の最中、暇つぶしのため近くの共同墓地で同僚とサッカーをしていて、ひざにけがを負ったが、公務災害が認められ、国家功労者に登録された。ソウル市九老区役所のある6級職員は、友人宅を訪れて帰宅途中に交通事故に遭ったが、「公的行事を手伝って区役所へ戻る途中に負傷した」と届け出て、子どもの教育費などとして4624万ウォン（約366万円）を受け取った。また、ある中学校の教員は、乗用車で出勤途中、制限時速30キロの道路を115キロで走行して事故を起こしたが、公務災害が認められ、国家功労者に登録された。交通事故処理特例法の規定では、本人の重大な過失で事故を起こした場合、国家功労者として登録することはできない。

 

　国家功労者の登録に関する、国家報勲処（国家功労者を礼遇し、軍人・退役軍人の支援事業を行う省庁）のずさんな審査が発覚したのは、今回が初めてではない。07年、報勲処の次長が、ぎっくり腰を仕事中の負傷のように見せかけ、虚偽の書類を作成して、大学へ通う二人の子どもの学資金を受け取っていたことが判明した。これを受け、国家功労者として登録された報勲処の職員92人に対し特別監査を行ったところ、29人がこうした不正な手段で国家功労者として登録されていたことが分かった。報勲処はその後、常任委員5人と非常任委員30人で構成されていた報勲審査委員会の委員のうち、医師や弁護士、大学教授といった外部の専門家の中から任命する非常任委員を50人に増やすとともに、審査に関する実務を担当する職員も22人から37人に増やし、書類審査に代えて現場の調査をまず行うことにした。

 

　だが、国家功労者のずさんな審査が改善されることはなく、うそをつくのが上手な公務員たちが、国家功労者に成りすますのを見破ることはできなかった。口では「外部の専門家を大幅に増やした」と言いながらも、実際の審査は4級（書記官）以上の元公務員からなる常任委員が取り仕切っている。国家功労者の審査の会議録を公開し、事後の評価を受けるようにしたり、審査委員全員を外部の専門家とし、最終的な審査を行ったりすることも検討していくべきだ。不正な手段で国家功労者として認められた元公務員が国家から受け取った金の回収率が半分にも満たない状況では、うそをついてでも、国家功労者として認められようという風潮を改めるのは困難だ。国民の税金である国家功労者への給付金を、泥棒たちにばらまくようなことはあってはならない。

 

http://www.chosunonline.com/news/20100126000044

 

引用ここまで

 

 

 

　SATについての記事といい、これといい韓国の新聞には反省の論調が目立ちますねえ。そんなつまらないことはやっていないでホルホルして貰わないと元気が・・・

　要するにズルは韓国人の持って生まれたものなんだし。

 

　韓国の憲法でも一応は法の下の平等が謳われているとは思いますが、現実には北朝鮮と同じく先祖の出自によって厳しい差別があります。

　運悪く親日派などを先祖に持てば末代までたたられるのです。独立戦争の勇士を先祖に持てば優遇されるのですが、その戦争なるものの一番有名なのが青山里戦闘ですからねえ・・・・ええ北朝鮮も認めていません（笑）。

 

　今の日本では朝敵、たとえば足利尊氏の子孫だって差別はされないでしょうし、新撰組の子孫が迫害を受けた話なんて聞きませんしね。

　沖田総司も土方歳三も歴女のアイドルでしょうし。

 

　ところが韓国じゃやるんですよねえ・・・・韓国憲法だって一応は、”第13条　③すべての国民は、自らの行為でない親族の行為により不利益な処遇を受けない”・・・という条文があるんですけど。

 

　日本にだって憲法改正について内容も問わずに大反対する連中がいますからね。明治憲法にも現行憲法にも改正に関する規定はあるんですが。

　つまり憲法を守ろうと思ったら改正も容認しなければならないという二律背反なんですが、弁証法って左翼の得意技じゃなかったか。

 

　まあ極端にどうでもいいことですけどね。捏造の戦果に基づいて金佐鎮将軍の孫娘は優遇されているわけですし、親日派の子孫と看做されれば財産を没収されるわけですし。

 

　それにしても国家功労者とか独立功労者とかを選ぶのに日帝の史料を利用するのはやめろ（笑）。

 

 

 

 

 

　なんだ、その気のない態度は・・・